息子が結婚しない!その理由と親ができる対処法も解説
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「息子に結婚する様子がない」「このまま一生独身でいるつもりだろうか?」と不安になっている親御さんも多いのではないでしょうか?
適齢期を過ぎても、結婚に興味がない息子さんをみれば不安になるものです。「何とかして息子に幸せな結婚をしてもらいたい」そう思うのが親心というものです。
この記事では、息子さんが結婚しない理由や、結婚しない息子さんのために親としてできることを解説していきます。子どもの将来のために行動したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
息子が結婚しない理由は?
息子さんが結婚しない理由は実に様々です。十人十色といっても良いかもしれません。「自分は結婚したいと思っているが結婚できない」という場合もあれば、「結婚そのものを拒絶している」ケースもあります。
この章では「なぜ息子さんが結婚しないのか?」その理由について深く考えていきます。
結婚に縛られたくない
男性が結婚をしたくない理由で最も多いのが「結婚に縛られたくない」ということです。結婚して家庭ができれば「自分のために使えるお金がなくなる」「自分のための時間がなくなる」といった自由が奪われるという先入観を持つことが多いのです。
今の生活が楽しければ楽しいほど「結婚に縛られたくない」と考えてしまいます。
実家での独身生活を満喫している
親元で何不自由なく独身生活を満喫していると、ずっとこのままこの生活を続けていたいと感じる男性も少なくありません。
身の回りの事は親がやってくれますし、自分の時間やお金はすべて自分のために使える環境を経験すると、わざわざ結婚する気がおきないのも頷けます。こうした実家での満ち足りた独身生活も、結婚をしない原因の一つです。
仕事が忙しすぎる
結婚適齢期の20代、30代は就職して仕事が楽しくなってくる時期です。毎日の仕事に追われて気がつくと1日が過ぎていたという男性も多いでしょう。
このように仕事に夢中になりすぎると、異性との出会いや恋愛よりも仕事の方が楽しいという状態になり、つい結婚が遠のいてしまいます。
結婚するための経済力がない
息子さんが結婚しない理由の中には「自分の経済力では結婚相手を養っていけない」などの理由から結婚できないこともあります。
仕事を始めて間もない時は、まだ収入も低く将来の不安を抱えることも多いものです。息子さんが真面目であればあるほど「今の給料では結婚できない」と諦めてしまっているかもしれません。
恋人に巡り合わない
日常の生活の中で、恋愛に発展するような出会いがない場合も結婚を考えることができません。よく結婚は「ご縁」と言われますが、そもそも出会いがなければ恋愛や結婚に発展することはないでしょう。
「出会いを待っている」という受け身タイプの男性は、社会人で適齢期を超えると恋人に巡り会える機会は極端に減ってしまいます。
結婚するほど好きな人がいない
「うちの息子は女友達が多いのになぜか結婚まで行き着かない」と思うことはありませんか?
彼女がいても「結婚」となると、何か違う気がする…という場合は多いもの。そもそも、恋愛と結婚は似て非なるものです。
このように、息子さんに彼女がいるからと安心していても、結婚に結びつかないケースも実は少なくありません。
相手への理想が高い
なかなか結婚に結びつかないという男性の中には、相手のスペックや容姿、キャリアなど理想を追い求め過ぎている場合があります。特に自分へのプライドが高いと相手に求める条件も自ずと上がってしまいます。
「自分が大卒だから相手も大卒じゃないと話が合わない」などと、妥協ができないタイプの男性は結婚できない可能性が高いでしょう。
そもそも結婚や恋愛に興味がない
親が結婚を望んでいても、息子さんが結婚に興味すら持っていない場合もあります。
自分の関心が趣味だったり、仕事だったり別の方向性に向いているとなかなか結婚や恋愛に興味を持つことは困難でしょう。なかには、結婚なんて面倒なことを考えるより、このまま自由気ままに生きていきたいと思う男性も一定数いるものです。
息子が結婚しないのは親に原因がある?
息子さんが結婚しないことには、本人に起因するいくつかの理由があります。しかし、この他にも親が原因で息子さんが結婚しないことがあります。その代表的な3つのケースについて解説します。
両親が不仲だった
息子さんにとって、両親の結婚生活が良くも悪くも手本となってしまいます。たとえば、親が不仲で毎日のように喧嘩をしていたらどうでしょう?「あぁ、僕はこんな結婚ならしたくない」と結婚に対して希望を持つ事ができないかもしれません。
このように、子どもが幼少時に両親が不仲だった場合、息子さんは結婚に対してマイナスのイメージも持ってしまうのです。
親離れができずにいる
息子さんが一人っ子の場合など、溺愛して育てられた場合は両親がいれば自分は安泰と感じてしまうもの。それが、いつしか親に対する依存に繋がり、適齢期になっても親離れができない状況になってしまいます。
結婚というのは逆に自分が相手を幸せにしなければなりません。長い期間、親に過剰な愛情を受けて育てられると、独り立ちすることがとても怖くなってしまうものです。
親の気に入る相手が現われない
親孝行の息子さんに多いのが、自分が好きな相手ではなく、親が気に入ってくれる相手を探してしまうというケースがあります。
本来、結婚は自分の好きな人とするもの。それが、親に喜んでもらうために結婚したいと、なかなか親の気に入る相手を見つけることができず疲弊してしまっている男性もいます。このような場合は、親が息子の考え方を変えてあげる必要があるでしょう。
結婚しない息子を持つ親の本音
日本では未婚率が年々増加しています。「自分の子どもは結婚して安定した暮らしをして欲しい」「早く孫の顔を見たい」親としてはこんな気持ちを抱えているものでしょう。ここでは、適齢期にさしかかっても結婚しない息子を持つ親の本音について解説していきます。
早く結婚して幸せになって欲しい
自分の息子には「幸せな結婚生活を送ってほしい」と思っている親御さんは多いのではないでしょうか?
結婚することで、愛する人と共にこれからの人生を支え合って生きてくれれば、親としても安心です。結婚することで、精神的にも経済的にも安定した生活を送ってくれることを望みたいというのが親としての本音です。
孫の顔を見て安心したい
「息子の友人は結婚してもう初孫が生まれた」そんな話を聞くと、正直焦りますよね?「うちの息子は孫どころか結婚すらしていない」このまま、自分は孫の顔を見ることはできないのだろうか?と思ってしまいます。
たしかに、結婚するかしないかは子どもの気持ち次第。ただ、親のエゴだと分かってはいても孫の顔だけは見たいというのが正直な気持ちですよね。
息子の老後や将来が不安
未婚のまま老後を迎えるとさまざまな問題が出てきます。たとえば「老後資金」「親の介護」のような問題です。
特にお金の問題は深刻です。いまの日本では、長年働いても十分に年金が支給されるとは限りません。「息子は一人で老後を過ごせるのだろうか?」不安になりますよね?
そんな時、結婚さえしていれば二人で助け合いながら生活することができるのです。
本人の意見を尊重したい
そうは言っても、結婚するかしないかは最終的に息子の意見を尊重したいと思う親も多いでしょう。
現代は価値観も多様化しています。結婚だけが幸せという時代ではありません。それは理性では十分理解しています。
ただ、そう思っても頭の隅では子どもの幸せな結婚を願っている。それが親心というものです。
息子が結婚しない宣言をしたら親はどうする?
まず息子の理由を聞くことが大切です。結婚に対する考え方や価値観が違うのか、恋人がいないのか、仕事や趣味に没頭しているのか、など様々な可能性があります。親としては、息子の気持ちを尊重しつつも、結婚のメリットやデメリットを説明してみましょう。強制的に結婚させようとしたり、相手を選んだりするのは逆効果です。息子が自分で決められるようにサポートするのがベストです。結婚は個人の選択なので、後悔のないようにサポートしてあげてください。
結婚できない子供を育てる親の特徴
息子が結婚しない原因に親が関わっている可能性があります。結婚できない子どもを育てる親の特徴について、以下で説明していますので、心当たりがある方は、子どもとの関わり方を意識してみましょう。
過保護な態度
過保護な親は、子どもの自立を妨げたり、子どもの人生に干渉したりする傾向があります。例えば、子どもの仕事や恋愛に口出ししたり、子どもに依存して、子どもに責任感や自信を持たせないようにしています。このような親は、子どもが結婚することで自分から離れていくことを恐れているかもしれません。しかし、過保護な態度は、子どもに対する愛情ではなく、親のエゴや不安の表れです。子どもは親の所有物ではないため、子どもに自分の人生を歩ませることを意識してみましょう。
子どもをコントロールしたい
子どもをコントロールしたい親は、子どもに自分の思い通りに生きてほしいという願望があります。例えば、子どもに自分が望む職業やパートナーを選ばせたり、子どもの意見や感情を無視したりします。このような親は、子どもに自分の価値観や判断を押し付けるのではなく、子どもの個性や幸せを尊重してあげる必要があります。
コミュニケーション不足
コミュニケーション不足の親は、子どもと話す機会や内容が少なかったり、話すときも表面的だったりします。例えば、子どもに日常的な挨拶の言葉をかけなかったり、子どもの考えや感情を聞かないです。このような親は、子どもに対して関心や理解を示すことで信頼関係を築いてあげる必要があります。
親の価値観を押し付けている
価値観を押し付ける親は、自分が正しいと思うことや社会的に良いとされることを子どもに求めます。例えば、結婚や家族は人生に必要だと言ったり、結婚相手や結婚時期に条件をつけたりします。このような親は、子どもが結婚することで自分の期待に応えてくれることを望んでいるかもしれません。価値観を押し付ける親は、子どもに自分の考えや選択を尊重してあげる必要があります。
家族内で孤立感がある
孤立感がある親は、家族間のコミュニケーションや協力が不足していたりします。例えば、家族との会話や食事が少なかったり、家族の悩みや喜びを共有していないです。このような親は、子どもに自分の気持ちを伝えたり、家族との関係を改善したりする必要があります。
未解決の家族問題がある
未解決の家族問題とは、離婚や不倫、虐待や暴力、借金や病気など、家族に起きたトラブルや困難な状況です。例えば、親同士の仲が悪かったり、親から子どもに対するネガティブな影響があります。このような親は、子どもに自分の過ちや苦しみを謝罪したり、専門的な機関に助けを求める必要があります。
過度な期待をしている
親は子どもに対して、自分が望むことや社会が求めることを期待しています。例えば、子どもに高い学歴や収入、名声や地位などを求めたり、子どもに自分の夢を叶えるように託す場合です。このような親は、子どもが自分の期待に応えてくれることを望んでいるかもしれませんが、過度な期待は、子どもに対する愛情ではなく、親のエゴやプレッシャーの表れです。過度な期待をしている親は、子どもに自分の考えや選択を尊重してあげる必要があります。
結婚しない息子のために親ができる対処方法
ここまで、息子さんが結婚しない理由や、親の本音について見てきました。では、親として「自分の息子のためにできる事はないのか」と考えてしまいますよね。
この章では、親として「息子さんの幸せな結婚のために出来ること」をまとめました。是非参考にしてください。
息子さんと腹を割って結婚について話し合う
まず、息子さんと腹を割って結婚について話し合ってみましょう。「結婚の意思はあるのか?」「何か結婚に不安があるのか?」などを話し合うことで、息子さんが結婚に踏み切れない理由を理解することができるかもしれません。
ただ、ここで重要なのは決して息子さんを責めないこと。感情的にならず穏やかな雰囲気で話し合うことがポイントになります。
実家暮らしなら一人暮らしを勧めてみる
もし、あなたの息子さんが実家で同居をしているなら、それとなく一人暮らしを勧めてみましょう。特に「実家暮らしが快適で結婚しない」という場合は、独り立ちをさせることは息子さんの人生にとってとても重要です。
息子さんが自立することで、一人では何もできないという自覚をもつ機会も増えるでしょう。そうすることで、改めて結婚の意味を考えるキッカケになるかもしれません。
婚活費用を負担する
自分は結婚をしたいが、婚活費用が捻出できず婚活を進められないという息子さんもいるでしょう。このような経済的な原因の場合は、可能であれば婚活費用を援助するのも良い方法です。
この場合「援助したお金は出世払いで返してくれればよい」という気軽な気持ちで渡してあげてください。その方が息子さんにとってもプレッシャーにならず、スムーズに婚活を進められるでしょう。
出会いの場を勧めてみる
息子さんは仕事が忙しく出会いのチャンスを作れずにいるかもしれません。そんな時は「習い事」や「趣味」「スポーツ」など出会いの場を勧めてみると良いでしょう。
「出会いがない」と分かってはいても、自分から最初の一歩を踏み出すことができない男性は意外と多いものです。そんな時は、親の方から出会いの場を勧めてあげてください。
結婚を押し付けすぎるのは逆効果
今まで結婚しない息子さんのために親ができることについて紹介していきました。このすべての項目に共通する注意点があります。それは息子さんに結婚を押し付けすぎないこと。
親からすると頼りない子どもと映りますが、もう成人し社会的にも精神的にも立派な大人です。ぜひ、息子さんを一人の大人の男性として向き合ってください。結婚を押し付けてしまうと返って婚活自体が嫌になってしまうからです。
まとめ
ここまで息子さんが結婚しない理由と親の本音、息子さんの幸せな結婚のために親ができることなどについて解説してきました。
息子さんが結婚して精神的にも経済的にも安心して生活できることを望むのは親として当然です。
ただ、そんな親心を息子さんに押し付けてしまうと逆効果になってしまいます。不安で気持ちが昂ぶるのは分かりますが、そこはグッとこらえて冷静に息子さんと話し合いの機会を持ちましょう。
・結婚したいのかどうか?
・不安に思っているのは何なのか?
・婚活できない理由は何なのか?
これらを一旦総括して、次にどう進むかを一緒に判断しましょう。
この記事を参考に、息子さんが素敵な女性と結婚でき幸せな家庭を築けることを心よりお祈り申し上げます。
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※3 2017-2020年成婚者の交際期間より算出