結婚相談所のお見合い当日の流れは?マナーや断られないためのコツも
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結婚相談所に入会すると、自分から相手に申込みをしたり、担当仲人(カウンセラー)から相手を紹介されることでお見合いが決定します。いざお見合いが決まると「この先の流れが分からない」「どんな服を着たら良いか分からないし、準備が大変そう」「何を話したら良いのだろう」など、悩む方もめずらしくありません。お見合い自体、普段の生活では経験しないことのため、不安になる気持ちがあるのは当然と言えます。
お見合いの一連の流れが分かるだけで、何をすれば良いか明確になりますし、当日は落ち着いてお見合いに臨むことができます。せっかくのお見合いのチャンス、無事に成功させて、次のステップである交際を目指して頑張りましょう。本記事では、結婚相談所の入会からお見合いまでのフローや当日の流れ、気を付けるべきことを解説します。お見合いで話して良いこと、悪いこと、さらにお断りされないためのコツも紹介する内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事を参考に、素敵な出会いやご成婚を目指して行動してみるのはいかがでしょうか。これから結婚相談所での活動を始める人やお見合いで良い結果に結びつかない人の参考になる情報がたくさんあるはずです。
目次
結婚相談所の入会からお見合いまでの流れ
結婚相談所の入会からお見合いまでは、
・プロフィール作成
・カウンセリング、お相手探し
・お見合いの申し込み、申し受け
の流れが一般的です。お見合いの流れを大まかにイメージしたところで、1つずつ詳しく解説していきます。
お相手に見せるプロフィールの作成
結婚相談所では、はじめに写真やプロフィールを作成する必要があります。相手を選ぶ際の大事な判断材料になるので、プロフィール作成はとても重要。プロフィールの内容次第で、相手に選ばれないこともあるため、「会ってみたい」と思われるようなプロフィール作成をすることがポイントです。
しかし、結婚相談所の利用が初めての方は、どのようにプロフィール作成をして良いのか悩みますよね。年収や職業、趣味など、自分が相手の情報で知りたいことは、相手も知りたい情報な場合が多いです。自分が知りたい情報をプロフィールに盛り込むことを意識することが、上手にプロフィール作成するコツになります。
結婚相談所でのプロフィールの作り方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
カウンセリングとお相手探し
プロフィール作成が終わったら、自分の条件に合う相手探しです。一般的な結婚相談所ですと、会員のデータベースから、年齢や出身地、学歴、年収といった検索項目に絞って、自分の好みに合わせたお相手を見つけます。
結婚相談所によっては、マッチングから自分と価値観や感性の合うお相手を探す場合もあるのです。また、プロの仲人(カウンセラー)との面談が設けられており、自分で検索する以外にもプロの仲人(カウンセラー)から自分に合った相手を紹介してもらうこともあります。第三者からの意見を聞きながらお相手検索ができるので、よりよいお見合い相手を見つけられるでしょう。
お見合いの申し込みや申し受け
自分の条件に合った相手が見つかったら、お見合いの申し込みをしましょう。申し込みをした相手から、OKの返事をもらえればお見合いの日程調整をし、これ以降のキャンセルはキャンセル料が発生する可能性があるので、申し込みは慎重に行いましょう。
お見合いが決まると、途端に緊張や不安な気持ちが押し寄せてくるかもしれません。しかし、お見合いに関する日程調整や会場予約は、結婚相談所側が行なってくれます。お見合い当日のこと以外は考える必要がない分、不安な気持ちも少しは軽くなるはずです。お見合い当日の準備だけしっかりできれば問題はありません。
お見合い当日の流れ
いざお見合いが決定すると、必ずと言って良いほど緊張します。緊張しすぎると普段の自分らしさも出せないですし、相手からお断りされてしまうこともあります。良い結果が得られるように、ここでは大まかな順番と具体的な流れを説明します。まず、大まかな順番は以下の通りです。
・待ち合わせ
・お見合いスタート~挨拶
・飲み物を注文して着席する
・相手との話を1時間前後楽しむ
・会計〜お見送り
・お見合い後は仲人(カウンセラー)に連絡
です。1つずつ解説していきます。
待ち合わせ
お見合い当日の待ち合わせは、お見合い場所であるカフェやホテルラウンジの近辺となっています。見知らぬ人同士が初めて会うため、相談所によっては担当仲人(カウンセラー)がお引き合わせに来てくれる場合もあります。待ち合わせの際は、約束の時間に遅れないようにしてください。
お見合い当日に遅刻をしてしまうと、「自分に興味がないのだろうか」、「生活すべてがルーズな人かもしれない」と思われて、第一印象がかなり悪くなってしまいます。あなたの人柄がどんなに良くても、第一印象のイメージはとても大きいものです。お見合い前日には、待ち合わせ場所への交通機関をしっかりと調べ、15分前には到着するように出発時刻を計算しておきましょう。また、当日どうしても間に合わない、やむを得ない事情でお見合いに行けない事態が発生した場合はすぐに担当仲人(カウンセラー)へ連絡を入れてくださいね。
お見合いスタート~挨拶
待ち合わせをする場所は、お見合いをする場所(お店やホテルラウンジ)の入口が一般的です。まずはお互いに挨拶を交わしましょう。加えて、その日に時間を作ってもらったことへの感謝を伝えてください。あなたやお相手の緊張も一気にほぐれ、コミュニケ―ションが取りやすくなる可能性もあります。
この際の会話は挨拶や出向いてくださったお礼程度に留めて、お見合い場所に移動しましょう。立ち話をしすぎると、その場所を利用する方や通行人の邪魔になってしまう恐れがあるため注意してください。
飲み物を注文して着席する
担当仲人(カウンセラー)と先方相談所の仲人の間で日程をすり合わせたうえでお見合いの日時・場所は決定しますが、場所によっては予約が可能です。その場合は、仲人がお見合いをする会員様の名前で予約を取っています。ラウンジやカフェなどお見合い場所に着いたら、店員さんや案内係の方に予約している名前を伝えて座席へ案内してもらいます。
着席したら店員さんへ注文をしますが、飲み物は何を飲んでも自由です。注文した飲み物から話が発展するケースもあるため、相手が注文した飲み物も念のため把握しておくことをおすすめします。
また、参考知識として、お見合いの時間は午後1時過ぎに設定することが多い点を押さえておきましょう。これは、1時過ぎなら昼食を済ませた後であり、飲み物だけの注文で済むためです。
注文が終わったら、本格的にお見合いの会話に入ります。
相手との話を1時間前後楽しむ
お見合い開始後、まずはお互いの自己紹介をします。プロフィールに書いてある内容を確認しておくと、会話のキャッチボール数を増やせるはずです。例えば「趣味は〇〇なんですよね。私も興味がありまして..」とプロフィールの内容を交えた話をすることで、会話をスムーズに展開できるでしょう。また、自分の話ばかりで一方通行にならないように、うまく会話のキャッチボールができているか意識することが大切です。
お見合いの所要時間は40分~1時間が目安と言われています。相手に疲れを感じさせないためにも、余りに長過ぎる話は避けましょう。
お見合いでは、趣味や仕事、私生活のことなど、相手のことを知る大切な時間です。お互いの結婚観や理想の結婚生活といったことも忘れずに話してください。一方的にどちらかが話しすぎることなく、半々くらいの割合で話せているか意識すると良いです。
相手のことを知りたくて、あれもこれも聞いていたら、あっという間に時間が過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし、「もう少し話したいな」と余韻を残すくらいが、次の約束に繋がりやすいです。あまり長居をしないことも好印象を与えるポイントといえるでしょう。
お見合いの締めの会話をする
もうそろそろお見合いの時間も終わりかなと思ったら、好印象を残すような締めの言葉を伝えましょう。お見合い終了時の会話は印象に残るものです。「また会ってみたい」と思わせるような言葉選びが重要です。例えば「今日は本当に楽しかったです」と一言添えるだけでも、あなたの印象はかなり良くなります。反対に、お見合いが終わった途端、すぐに切り上げるような行動は控えてください。相手から「自分とのお見合いは楽しくなかったかな」と思われてしまいます。
また、予想以上にお見合いが長時間に及んだ場合は「お話するのが楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。この後の予定があったらすみません」など、気遣いの言葉を忘れないようにしましょう。 お見合いの席は緊張しますが、お互いに相手をよく観察していることが多いので、周囲へどれだけ気を配れるかがお見合いを成功させる鍵となります。
会計~お見送り
40分~1時間ほど話したら、お見合いは終了になります。お見合いが終わると男性側が支払いをします。
基本的にお見合いの飲食代は男性側が持つことになっており、その旨はお見合いが決定した時点で担当仲人から男性側に対して伝えられます。また、男性側が支払うことは女性側に対しても担当仲人が伝えています。お見合いの時間が午後に設定されているのは、昼食代など高額な出費を避けるための男性側への配慮でもあります。
女性側の注意点は、「男性が支払って当たり前」といった態度を出さないようにすることです。ごちそうになったら笑顔でお礼を伝えましょう。また、女性の中には出会ったばかりの男性に支払わせたくないと感じる方もいます。その場合は、割り勘で支払いをすると良いでしょう。
支払いが完了したら、お店の外でお相手とお別れします。お相手が帰りに利用する駅の改札まで見送る必要はありません。お見送りの際には、お相手に感謝の気持ちを伝えると好印象を与えられるでしょう。
お見合い終了後は仲人(カウンセラー)にへ連絡
お見合いが終わりましたら、その場から少し離れて担当仲人(カウンセラー)へ電話を入れてください。お見合いの結果を報告する必要があるからです。その際にお相手と話した印象や、交際を希望するか否かを伝えます。お相手と趣味が合いそう、ライフスタイルが似ている、もう一度会ってお話してみたいなど、好印象でしたら交際希望と伝えましょう。もちろん、フィーリングが合わなかったと感じたらお断りすることも可能です。
自分と相手の双方が「交際希望」でしたら交際がスタートします。もちろん、どちらか一方がお断りをしたら交際成立はしません。
初めてのお見合いで交際になる人もいれば、10回目のお見合いで交際が決まる人もいます。何度でもチャレンジする芯の強さが必要です。必ずチャンスは巡ってきますので諦めないようにしましょう。
お見合い時のマナーや注意点
ここまで結婚相談所の入会からお見合いまでの流れをご紹介してきました。次はお見合いを成功させるためのマナーや注意点についてお話します。どんなに素敵な人であっても、マナーがきちんとしていなければ印象が悪くなってしまいます。
これからお見合いに臨もうとしている人、何回もお見合いをしているのに良い結果に繋がらない人はぜひ実践してみましょう。
その場所に相応しい服装や身だしなみをする
人の第一印象は外見や身だしなみが重要となります。その人がどんなに心が美しくて優しくても話してみるまでは分かりません。まずは清潔感のある髪型や服装を心掛けることが大切です。
お見合い場所がカフェのようなお店の場合は、男性はカジュアルスーツ、女性もカジュアルでキレイ目なコーディネートでしたら大丈夫です。お見合い場所がホテルラウンジやレストランなどの場合は、男性はビジネススーツ、女性はワンピースが基本スタイルです。Tシャツにデニムといったスタイルは普段着としては素敵ですが、お見合いには相応しくありませんので気を付けましょう。
服装だけではなく、髪の毛や爪、男性でしたら髭も見られています。細かいところですが、意外と忘れがちですので気を抜かないようにしてください。
服全体的なコーディネートに自信がない時は、担当仲人(カウンセラー)に相談しましょう。服装などアドバイスを貰うことができますのでご安心ください。
お見合い時の服装についてはこちらの記事でさらに詳しく解説していますので、気になる人はチェックしてみてください。
お見合い前までにお相手のプロフィールを確認
お見合いを成功させるためには、事前準備が重要です。事前に相手のプロフィールの内容をしっかり確認することを強くおすすめします。なぜなら、プロフィールには、自分との共通点を見つけるための情報が多く記載されているからです。プロフィールをチェックしておくことで、「〇〇が趣味なんですね」「私も○○に興味があります」といった感じで、お見合い時の会話もスムーズに進みます。
また、お見合い中は、プロフィールを見ながらの会話はマナー違反ですので、お相手の顔をしっかり見ながら話せるように、お相手のプロフィールを読み込んでおきましょう。
日程取り消しは基本的にダメ
お見合いの申し込みを受けた場合には、1週間以内に返事をするのが一般的なマナーです。また、お見合いの日程が決まったら、基本的に後から日程の取り消しはしてはいけません。結婚相談所によっては、ペナルティを設けている所もあるので注意が必要です。
お見合い当日までの日にちが遠いと、気持ちが冷めてしまう場合もあるので、なるべく近い日で調整することをおすすめします。自分本位の理由でキャンセルするのはNGですが、どうしても都合がつかなくなった場合は、結婚相談所へなるべく早めに連絡を入れましょう。
時間は絶対に守る
時間を守るのは、お見合い以前に社会人としての最低限のマナーです。初対面から遅刻をしてしまうと、そのたった一つの出来事で今後の印象を大きく変えてしまいます。
一度悪い印象を与えてしまうと、修復するのは至難の業です。中には、「時間にルーズな人は絶対に許せない」方もいるでしょう。そのような方とのデートに遅刻してしまったら、2度目のデートは受け入れてもらえない確率が高いです。
それだけ罪の重いものだと認識し、最低でも10分前行動は徹底しましょう。また、事故や病気など、やむを得ない事情も絶対に起きないとは限りません。その時はそのまま放置せず、必ず相談所に連絡しましょう。
笑顔を意識する
印象を良くする手段の一つが「笑顔」です。どれだけ中身が優れていても、第一印象が良くないと中身は見てもらえません。
また今は、マスクを着用している人が一定数います。すると、見ている部分は「目」だけとなり、より笑顔を意識しないと、機嫌が良いのか悪いのか分からず、印象も良くありません。
目だけで笑顔を表現する方法は、口角を少し強めに上げることです。すると、顔の表情筋も一緒に上がり、目の形も少し変わります。
また、表情を明るくすると相手への印象が良くなるだけではなく、気持ちも前向きになるので大変おすすめです。
一方的に話さない
男性も女性も、自分の話をしたい人はたくさんいます。しかし、どちらかが一方的に話すのは会話ではありません。
大切なのは、キャッチボールのように交互に会話することです。自分の話よりも、まずは相手に関心を持つことから始めましょう。
相手に質問をして返答が返ってきたら、そこから話を広げます。間違えても質問ばかりして、尋問のようにならないように気を付けましょう。逆に印象が悪くなります。
お見合いのお茶代について
基本的には、男性側が支払うのが一般的なマナーだと言われています。しかし、先程も述べたとおり、男性が奢るのは絶対ではありません。
感謝の気持ちを伝えない人や、先にお店の外へ出たりすると、印象は最悪です。
割り勘にする必要はありませんが、さりげなくお財布を出したり、男性に奢ってもらったら、笑顔で「ごちそうさまです」と感謝の気持ちを伝えたりするようにすると、印象は良くなります。
お見合いで話すべき話題
お見合いは普段の生活では経験しないことばかりです。そのため、お見合いでどんな話をしたら良いのか悩みますよね。でも安心してください。
ここからは、お見合いで話すべき話題を解説します。お見合いではマッチングアプリや婚活パーティーとは違い、結婚に本気な人同士が会うため、最初から具体的に結婚の話をしていきましょう。どういった内容を話すべきか、1つずつ確認してみてください。
お互いが理想とする結婚生活のイメージ
お互いが理想とする結婚生活は、お見合いにおける重要な話題です。平日や休日の過ごし方、子どもが欲しいか、欲しい場合は何人くらいかなどある程度具体的な話をしてください。
初対面の人とは中々しない話題と思うかもしれませんが、これは結婚相手を探すためのお見合いです。結婚観が異なる相手とはいくら性格があっても結婚できないでしょう。交際が進んでから、実は真逆の結婚観を持っていたと知ればお互いにダメージがありますし、時間を無駄にしてしまいます。そのため、初対面であってもお互いの結婚で譲れない部分については確認して、話しておくことが大切です。
結婚までのスケジュール感
結婚までのスケジュール感もお見合いの時にしっかり確認しておきましょう。結婚相談所での入会から成婚退会までの期間は半年から1年くらいが多いと言われています。しかし、成婚退会してそのまま入籍する人もいれば、退会後も少し交際期間を設けてから本当に結婚しようと考えている人もいるのです。
結婚までのスケジュール感は年齢や性別、自分の置かれている状況によっても異なります。どのくらいで結婚することを目標にしているかは、事前に確認しておかないと後々トラブルの元です。お互いのスケジュール感を理解した上で、お見合い後の返事をするようにしましょう。
結婚後の仕事や住まいについて
結婚後に仕事や住まいをどのようにしたいかは、お見合いの時にざっくりで良いので話し合っておきましょう。特に、女性は結婚後にも仕事を続けていきたい人やパートに切り替えたい人、専業主婦になりたい人と様々です。男性側も女性にはこうしてほしいと考えている場合が多いため、希望を伝えてください。
住まいについてもマイホーム派か賃貸派かでその後の人生は大きく異なります。仕事や住まいは、お互いに妥協することが難しい問題です。後々、こうした考えが違うとショックも大きいたま、早めに確認しておくのが良いでしょう。もちろん、持っている希望が絶対ではない場合はそのことも相手に伝えておいてください。
お見合いで話してはいけないこと
お見合いにおすすめな話題を紹介しましたが、同じくらいお見合いで話してはいけないことがあります。うっかり質問をしてしまい、相手を不快にさせてしまう場合もありますので要注意です。
お金に関する話題
お見合いでは相手に貯金額といった資産状況を聞いてはいけません。結婚相談所ではプロフィールで相手の年収は記載されているため、お金に関する話題をしても良いと思うかもしれませんが、相手からしたら「この人は自分のお金目当てではないか」と疑われてしまう可能性があります。
特に、かなりの貯金額がある人や株や不動産などを所有している人は、金銭感覚がしっかりとしていますのでお金の話題には敏感です。お話が盛り上がって良い雰囲気でお見合いが終わっても、相手からお断りされてしまうこともありますので、お見合いの席ではお金の話題には触れないように気を付けましょう。
婚活に関する話題
婚活に関する話題も相手に聞いてはいけません。結婚相談所で活動している以上、お互いが婚活中なのは明白ですが、それについて触れることはマナー違反です。相手が今までどんな人とお見合いをしてきたのかが気になっても「お見合いは何回目ですか?」「婚活を始めてどのくらいですか?」などといった質問は絶対にしないようにしましょう。デリカシーのない人だと思われてしまいます。
結婚相談所では交際中であっても、プロポーズ間近でなければお見合いが可能です。他に交際相手がいないか気になり、質問をしてしまう人もいますが、決して婚活についての質問はしないよう注意してください。
仕事や人に関する愚痴
お見合い相手に仕事や周囲の人に関する愚痴を言うことも避けてください。お見合い相手が聞き上手なタイプだと、思わず仕事の愚痴や周囲の人への不満をこぼしてしまうことがあります。しかし、どんなに優しく話を聞いてくれる人であっても愚痴を言われて気持ちの良い人はいません。
初対面の相手からすると、愚痴や不満ばかりを言う人は結婚後もずっと言い続けるだろうと思い、うんざりしてしまいます。心の中ではお見合い中にお断りを決めてしまっているでしょう。仕事や私生活が上手くいかないことは誰にだってあります。誰かに話を聞いてほしくても、お見合い相手には話さないようにしてください。
相手に対するダメ出し
お見合い相手に対するダメ出しは絶対にしてはいけません。お見合い相手が自分のイメージと違ったり好みのタイプでなかったりすると、相手にダメ出しをする人がいますが、やって良いことは1つもありません。
人は誰しも欠点があります。自分にも何かしらの欠点やダメな点があることを自覚した上でお見合いには臨みましょう。お見合いでは相手の欠点が見えることもあります。その欠点が許容できるかどうかチェックすることは大事ですが、それをわざわざ相手に伝えることはありません。万が一、このような行動をとってしまうと結婚相談所を通じてクレームが入り、誰ともお見合いが組めなくなる可能性があるため注意してください。
お見合いの回答や返事でお断りするかどうかの基準
お見合いが終わったらできるだけ早く、交際希望またはお断りの返事をしなければなりません。会ったばかりの相手と交際をするかしないかなんてどうやって決めたら良いのでしょうか。初めてのお見合いでしたら、きっと迷うはずです。
そこで、ここからはお見合いの回答や返事でお断りするかどうかの基準について解説します。1時間程度のお見合いで今後交際をスタートするか判断することは非常に難しいです。ここで紹介する内容を参考に、よく考えて判断するようにしましょう。
生理的に受け付けるかどうか
実際に会ってみて生理的に受け入れられるかどうかは大切なチェックポイントです。初対面で感じる生理的な拒否感は消えることはほとんどないと考えてください。相手がどんなに良い人でも生理的に受け付けない相手とは将来的に結婚に踏み切れない可能性もあります。
写真では問題ないと思っても、実際に会ってお話した感じや仕草が生理的に合わないと感じる場合もあります。そうした相手は残念ですが、縁がなかったと思った方が良いかもしれません。。反対に生理的に問題ない場合は他の理由を鑑みて、交際するかどうか判断するようにしましょう。
結婚観に大きなズレがあるか
結婚観に大きなズレがあるかどうかは、交際に発展するかどうか判断する上で非常に重要な要素です。結婚観といっても細かなところではなく、結婚後の生活スタイルや子供が欲しいかどうか、仕事はどうするか、マイホームを持ちたいかといった人生を左右するようなものを指します。
どんなに容姿が好みで性格が好きな相手でも、結婚観が大きく異なる相手とは結婚して生活を続けることは難しいでしょう。そのため、自分が譲れないことと相手の価値観が大きく異なる場合はお断りした方が賢明です。しかし、どちらかが譲れるものであれば、交際期間中に話し合いをするのも良いでしょう。
また会いたいと思うかどうか
お見合いが終わって相手と別れた後に、「また会いたい!」と思えない相手はお断りしたほうが良いでしょう。相手がどんなに好条件であっても、将来ずっと一緒に歩み続けることを考慮すべきです。
ただし、「会っても会わなくてもどちらでも良い」と考えているなら、「交際希望」を選んでください。お見合いでは緊張して自分自身の良さを出せなかった相手も、交際がスタートすると本来の良さが発揮されて楽しいデートになることはよくあります。実際にそれで上手く進んで成婚退会するカップルもめずらしくありません。1回デートしてからお断りをすることももちろん可能です。よほど嫌悪感を抱かない相手でしたら、交際してみることをおすすめします。
お見合いを成功させるためのコツ
お見合いには様々なルールがあることはお分かりいただけたのではないでしょうか。お見合いでの会話のチョイスは難しいと思う人もいるかと思います。気を付けることはありつつも、前向きな準備でお見合いが成功する確率は飛躍的に上がるでしょう。
ここからは、お見合いを成功させるためのコツを解説します。誰でも簡単にできることばかりなので、お見合いではいつも緊張して失敗してしまう人は、ぜひここで紹介する内容を実践してみてください。
相手の仕事や趣味についてリサーチしておく
お見合いの前には相手のプロフィールのチェックは欠かせません。その際に相手の仕事や趣味について、自分があまり知らないことであれば、事前にリサーチしておきましょう。お見合いの前日にインターネットで軽く調べるくらいで大丈夫です。
お見合い当日は、仕事や住んでいる地域の話題が出るかもしれません。個人情報に関する話は、まず相手自身に話してもらいましょう。こちら側が相手の仕事や趣味に詳しいと抵抗を感じる人もいるからです。特に女性は怖がってしまうので気を付けてください。相手が話してくれたら「自分も同じような仕事をしています」「その辺りの地域は昔行ったことがあります」とお話しするのが自然です。
ただ、趣味に関しては前もって調べたことを伝えても大丈夫です。自分の趣味に興味を持ってくれたことを喜ばれます。同じような趣味を持っていたら「サッカー観戦がお好きなんですか?自分も好きなのでよく観戦に行きます」と切り出し、話が盛り上がったら「今度一緒にサッカー観戦に行きませんか」と交際に繋がるような楽しい話題ができることが望ましいです。このように事前にリサーチしたことを上手く使い分けて質問してみてください。話が盛り上がって交際に繋がるように頑張ってください。
お見合い場所の下見をしておく
お見合い場所が初めて行くところであれば、可能なら下見をしておきましょう。遠方でお見合いすることもありますので直接の下見が難しい場合はインターネットの地図でも確認が可能です。駅からの待ち合わせ場所までのルートはもちろん、待ち合わせ場所付近のお手洗いも確認しておくと、当日焦らずに済むでしょう。
待ち合わせ場所のラウンジやカフェも可能であれば、1度実際に利用してみるのも有りです。注文方法や雰囲気が分かるため、お見合いをするのに良さそうな座席も確認できます。当日は、確認済みの場所であればお見合い内容に専念できるはずです。
お見合いのリハーサルをする
お見合いのリハーサルをすると、当日も落ち着いて臨める可能性が高まります。1人でシミュレーションをしても良いですが、結婚相談所に相談すれば仲人(カウンセラー)がリハーサルをしてくれるでしょう。
実際に相手がいる状況でのリハーサルのほうが臨場感はありますし、適度な緊張感があります。また、仲人(カウンセラー)が婚活のプロのため、リハーサルの内容を踏まえて、本番に向けて的確なアドバイスをしてくれるはずです。本番に弱いと感じている人ほど、ぜひ事前に練習してみてください。
お見合いの成功ポイントをここまで紹介してきましたが、お見合いの成功率は実際どのくらいなのでしょうか。こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる人はぜひご覧ください。
お見合いの成功ポイントをここまで紹介してきましたが、お見合いの成功率は実際どのくらいなのでしょうか。こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる人はぜひご覧ください。
結婚相談所のお見合いに関するよくある疑問について
ここからは、結婚相談所のお見合いに関するよくある疑問について答えていきます。よくある疑問を以下にまとめました。
・お見合いに料金は発生する?
・お見合い回数の理想は?
・スケジュール調整や会場の予約は誰がする?
・手土産は必要?
ここで解説する内容はあくまで一般的なものです。所属する結婚相談所によってルールや規約が違いますので、疑問に感じることはその都度、仲人(カウンセラー)に相談することをおすすめします。
お見合いに料金は発生する?
お見合い料金が発生するかは、結婚相談所によって異なります。お見合いが成立するごとに料金が発生する場合と、月額料金の中に含まれている場合の2パターンが考えられます。
詳細については結婚相談所へ問い合わせをしましょう。
お見合い回数の理想は?
お見合いの回数については、申し込み数や申し込み受付数の制限がある結婚相談所もあるので、どれくらいが理想かは人それぞれになります。1回のお見合いで、お相手とのフィーリングが合い、交際に繋がるケースもありますし、逆もしかりです。
多くの結婚相談所では、4〜5人に1人の割合で、相手からOKの返事をもらい、お見合いが成立すると考えられています。交際に繋がるかどうかは回数や頻度で決まるものではありません。そのため、無理なく自分に合った活動をしていきましょう。
スケジュール調整や会場の予約は誰がする?
お見合い成立後、お見合いのスケジュールや会場の予約は結婚相談所がしてくれます。担当仲人(カウンセラー)に希望の日程とエリアを伝えるだけで調整をしてもらえるので、あなたはお見合いだけに集中できます。
仲人(カウンセラー)が双方の間に入って日程調整を行いますが、昼間は働いている会員様が多いため、お見合い日時の決定には数日かかります。自分の予定や休日が分かっているようでしたら、あらかじめ仲人に自分のスケジュールを出しておくと良いでしょう。その方がお見合い日時は早く決まりやすいです。もしスケジュールに変更が出たら、仲人へ連絡することを忘れずに。
手土産は必要?
お見合いに手土産は必要かどうか迷う人は多いのではないでしょうか。インターネットでは、どちらの意見もあります。結論はどちらでも大丈夫です。結婚相談所によっては手土産持参がマナーとなっていることもあるようですが、特にそうしたルールがなければ自分がしたいようにして問題ありません。
手土産を持参しないからといって、相手からの印象が悪くなることはないです。どうするべきか自分では決められない場合は、結婚相談所の仲人(カウンセラー)に相談してみてください。
お見合いの疑問は結婚相談所「ムスベル」へお任せください!
この記事では結婚相談所へ入会後、お見合いまでの具体的な流れや、お見合いで押さえておくべきポイントを解説してきました。お見合いで話すべき話題やNGの話題、成功するためのコツも紹介していますので、これからお見合いに臨む人や中々お見合いが成功しない人はぜひ参考にしてみてください。
お見合いが決まれば、後は当日の準備に専念するだけです。不安なことは、担当仲人(カウンセラー)に相談することもできます。結婚相談所によってはリハーサルをしてくれる場合もあるため、不安な人は1度聞いてみることもおすすめです。予め、お見合いまでの流れやポイントを知っておくことで、お見合い本番の緊張も少なく済むでしょう。
結婚相談所では、従来のお見合いのイメージとは違い、自分の条件に合ったお相手を探せます。ここまで本記事を読み、なかには「思ったよりもやることが多くて大変そう..」と思われた方もいるかもしれません。しかし、結婚相談所のお見合いだからこそ手厚いサポートがあり、大変な日程調整や会場予約なども請け負ってもらえます。
結婚相談所を選ぶ場合は、会員数が多い結婚相談所を選ぶとより多くの人と出会うことが可能です。
結婚相談所「ムスベル」は業界最大級※1の会員数※2を誇っており、成婚者の7割が交際5か月以内に成婚※3しています。
※1 日本結婚相手紹介サービス協議会(JMIC) 加盟の結婚相談所の加盟連盟を含む会員数と比較(非公開業者除く)
※2 BIU(日本ブライダル連盟)、IBJ(日本結婚相談所連盟)、JBU(全国結婚相談所連盟)、TMS(全国結婚相談事業者連盟)の各社webサイト掲載会員数。(2023年9月時点)地域により一部ご利用いただけない連盟がございます。
※3 2017-2020年成婚者の交際期間より算出