バツイチ再婚の離婚率は？再婚同士やシングルマザーの幸せ婚活のポイントを伝授！

「バツイチだと選ばれないのでは？」「もう失敗したくない…。」

再婚はしたいけど、なかなか一歩を踏み出せないバツイチやシングルマザーの方もおられるのではないでしょうか？

再婚には、初婚の時とはまた違った不安を感じるかもしれません。しかし行動しなければ何も始まらないのも事実です。見極める目をしっかり持てば、再婚の方は成婚までスムーズに進むことが多いのが特徴です。新たな幸せを掴むために、勇気を出して行動してみましょう。

このコラムでは再婚の実情と幸せ再婚のポイントについて解説していきます。

 再婚後の離婚率ってどれくらい？

厚生労働省の統計によると、日本人の男女ともに30%以上が離婚するという結果が出ています。これは結婚した3組に１組が離婚する計算になります。

それでは、バツイチの方の再婚後の離婚率の数字はどうなっているでしょうか？

再婚後の離婚率は、なんと50%と言われています。初婚より再婚の方が残念ながら離婚率は高いようです。再々婚になると、さらに離婚率は上がると言われています。

その理由は、一度離婚を経験した方は、その方法や流れを経験で知っていることに加え、離婚に対する心理的プレッシャーが初婚の方より少ないからでしょう。

初婚の方の場合、離婚の方法もよく分からない上、「離婚してはいけない」という思いが強く、踏みとどまろうと努力する方が多いので、離婚率に差が出ると考えられます。

離婚の理由

再婚しても離婚してしまう人はどのような点が問題になるのでしょうか？

せっかく再婚しても離婚になってしまうのは残念ですよね。

具体的に例を見ていきましょう。

性格が合わない・価値観の不一致

男女ともに離婚原因の第一位が「性格の不一致」と言われています。

金銭感覚の違いや、几帳面・大らかなど、性格や価値観が違うと結婚生活を続けるのは難しい場合が多いようです。

お相手の育った家庭環境や生活習慣など、再婚を焦らずに、しっかりと見極めてから交際を進めるようにしましょう。

浮気問題

浮気問題も大きな離婚原因の一つと言われています。浮気が原因で過去に別れを経験している人は、浮気を繰り返す傾向にあるので、交際する時に離婚理由が浮気でないか確認しておくと良いでしょう。

お相手の浮気が原因で離婚している場合、慰謝料など経済面で負担を抱えているケースもあります。加えて、再婚後に浮気が発覚した時、子供がいるケースでは悪い影響を与えることもあるかもしれないので浮気問題には注意が必要です。

DV・ハラスメント

暴力だけではなく、言葉によるハラスメントやモラハラによる離婚も最近では増えてきています。もしお相手の言動に違和感を感じたら、暴力を振るわないから大丈夫とか、私のためを思って言ってくれているといった自己判断をせずに、交際を続けたいのであれば、結婚相談所などのカウンセラーといった第三者にまずは相談することをおすすめします。

再婚のきっかけ

 寂しくなった

「一人は寂しい。」

このような悩みから再婚を考えるケースもあります。

仕事で疲れて帰宅して、真っ暗な家に帰るのが嫌で再婚を決意するという話も珍しくありません。

特に冬などは、気温が寒い上クリスマスなどでカップルを目にすることも増えるので、寂しさを感じてしまうこともあるでしょう。

また、病気をした時に、そばで看病をしてくれる人がいない辛さを感じたことが再婚活のきっかけとなる人もいるようです。

 経済的に不安になった

子供がいる場合、経済的な問題も小さくありません。

養育費を支払いながら、月々の生活に余裕を持つのは簡単ではないでしょう。

昔のことわざに「一人口は食えぬが二人口は食える」とあるように、独身よりも世帯をもったほうが経済的に得である場合が多いのです。

さらに共働きができるのであれば、一人の稼ぎよりも夫婦二人の稼ぎがあったほうが、生活がより楽になることは間違いありません。

老後の不安や寂しさも含め経済的不安が再婚を考えるきっかけとなる人も多いようです。

人のために生きたくなった

一人暮らしの自由で気ままな暮らしを楽しんでいた方でも、年齢を重ねるにつれ、誰かとお互いに助け合って、寄り添うように生きていきたいと気持ちに変化があるようです。

再婚する人は慎重派が多いですが、子供も独立し、仕事も引退が見えてくる年齢が近づいてくると、自分独りの生活で老後を過ごすも、家族と温かい家庭を築くことに関心が高まり、スピード再婚をする人もいます。

再婚活をしていると、自分の行動や言動にお相手が喜んでくれたり、感謝されることに喜びを感じることはありませんか。

人のために生きるとは、気に入られるためにお相手に尽くして自分を犠牲にすることとは違います。お相手のことを正しく理解して、感謝といった「承認」を受け取ることは、お互いの愛情を確認する道に他なりません。

自分の大切なお相手のために生きたいという気持ちがあれば、今後の再婚生活を最高な気持ちで過ごすことができることでしょう。

再婚同士で結婚するメリット

結婚相手について過剰な理想を追い求めていない

初婚の場合、お相手に理想を重ね合わせてしまい、過度な期待を寄せてしまうことがあります。価値観が異なる場合はこれが離婚に発展してしまうケースすらあります。

逆に再婚同士の場合は一度そのプロセスを経験しているので、相手に合わせる気持ちの余裕があり、過剰な理想を追い求めることが少ないでしょう。

相手の考えが自分と全く同じことがあり得ないことを理解できているので、お互いの意見を尊重しあい、良い意味で妥協できるので落ち着いた結婚生活を送れることが、再婚同士の結婚のメリットの一つです。

結婚の手続きがスムーズに運びやすい

結婚準備は時間もお金もたくさんかかります。再婚同士となれば何が無駄だったなども経験しているので、要点を押さえた結婚準備を進められます。

お金を結婚手続きで散財せず、結婚後の生活に投資できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

また、シニア世代で再婚活をする方の中には、相続など煩わしい問題を避けるため入籍をしない、スピード再婚という形をとるカップルもいます。お相手がそうした方法を望む場合は、話しにくいからといって後回しにせず、将来的財産分与はどうするのか、同居など本格的に先に進む前によく話し合っておくことが後々のトラブル回避のために重要です。

すぐに再婚したいと思っている人にとって、マッチングアプリなどで結婚を希望していない人と出会うのは時間の無駄となってしまいます。そこで、再婚をスムーズに決めるために、結婚相談所を利用する人もいます。結婚相談所では身元確認や年収の証明等が必要なので、自分の条件に合ったお相手探しが短期的にできることから、今度こそ失敗したくないと割り切って活用する人も多いようです。

周りから理解を得やすい

初婚と再婚の結婚は周りから賛成を得るのが難しい場合が多いです。

再婚同士ですと周りの理解も得やすいというメリットがあります。

また、離婚経験者の再婚組のなかでも、周りから祝福されているパターンとしては、子供についての考え方もポイントになります。

例えば、タレントの山口もえさんとお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二さんのご夫婦のケースですと、雑誌のインタビューで田中さんが、「子供のことを一番に考えているもえちゃんが、僕は好きなんです」と返答されたそうです。

初婚の男性だと子連れ婚について、このようにはっきり明言できる人は多くはないでしょう。シングルマザーの悩みを理解できる、経験値の高い再婚同士の結婚は周りからも共感を得られやすいし、応援もしてもらえるでしょう。

再婚同士で結婚するデメリット

子供との関係・養育費でストレスを感じることがある

シングルマザー・シングルファザーと再婚する場合、子供との関係に悩むこともあります。

例えば、子供が生活の優先になるためパートナーとの関係が作れない、子供と上手く関係作りができず、自分にも子供にもストレスになってしまうなどです。

元配偶者の存在が気になることがある

再婚の場合、つい元配偶者と比較してしまったり、気になることもあるかもしれません。再婚活の場合、前のパートナーの話をするのもお相手に聞くのも、やめておいたほうが無難でしょう。前配偶者の話をする人や聞きたがる人もいますが、現在のパートナーとの関係を築く上で、良い結果を生むことはまずありません。

過去のことは過去のこと、とお互いに割り切って、現在のお相手の気持ちを最優先に考えることに集中しましょう。

冷めた関係になりやすい

再婚の場合、年齢も上がっていることもあり、初婚と違って「淡々とした」生活になりがちかもしれません。しかし、同じ価値観や趣味を持っていれば、お互いに不満を持つことなく一緒に活動を楽しめるでしょう。

幸せな再婚をするためにも、価値観や性格については、交際中によく確認するようにしてください。

再婚相手探しのポイント

再婚相手探しのポイントについてまとめました。

離婚した原因を確認する

お相手の離婚原因は必ず確認しておきましょう。原因が浮気やDV・モラハラといった内容の場合は、たとえ交際中に素敵に感じたお相手としても避ける方が安全です。

なぜなら、お相手は猫を被っているかもしれず、再婚後に豹変する可能性もあるからです。

マッチングアプリの出会いでは確認は難しいですが、結婚相談所の出会い等で確認できる場合は、カウンセラーに事前相談するなど心がけておきましょう。

価値観が合うか確認する

お相手の価値観を確認することは、今後の人生を共有するパートナーとしてやっていけるかについての大事なポイントとなります。

価値観が100%ぴったり合うお相手を見つけるということではありません。価値観は人ぞれぞれなので、その違いについて理解できるかという点を見るようにしてください。

どうしても譲れない点が合わない場合、再婚しても結婚生活を続けるのは難しいでしょう。自分がどうしても譲れない点は何か考えてみてください。

また、自分の趣味を相手が認めてくれるか、また相手の好きな事に自分が一緒につきあって楽しい時間を過ごせるかなど、交際中に確認するようにしましょう。

子供との相性を確認する

再婚相手がシングルマザー・シングルファザーの場合、子供との相性は大事なポイントです。

子供がいない再婚者同士の恋愛は、自由に楽しむことができるでしょう。何かあったとしても大人同士で解決することも可能です。

しかしながら、子供を抱えている場合は、何か問題が起きた時にうやむやにすることができません。お相手と子供の関係づくりが上手くいかないとお互いにストレスを抱えることになってしまうでしょう。

特にお相手に子育ての経験が無い場合は、お相手の子育てに対するスタンスをよく聞いておくことが大切です。

再婚を決定する前に、お相手の子供との相性やコミュニケーションが上手くとれるかなどよく確認しておきましょう。

ご自身の幸せを追求することは第一ですが、子供の気持ちにも寄り添ってあげることも忘れないようにしてください。子供とお相手、ご自身のバランスが上手くとれるような関係かよく考えることが再婚後の幸せな家庭を築くポイントになるでしょう。

再婚相手をどこで探したらいい？

再婚の相手はどこで探したら良いのでしょうか？

出会いの方法について詳しく見ていきましょう。

マッチングアプリ

オンラインの出会いが普及してきている現代において、「マッチングアプリ」で婚活をされる方も増えています。

マッチングアプリでは、アプリで異性のプロフィールを見てアピールし、反応してもらえたらマッチング成功→メッセージの交換→交際開始という流れが基本となっています。

マッチングアプリの最大のメリットは、家から出ることなく、手軽に多くの異性と知り合える利便性です。特に、女性の場合は料金が無料のアプリが多く、コストもかからないと言うメリットがあります。

しかしながら、結論として真剣に再婚の相手を探すには良い方法とは言えません。

なぜなら、マッチングアプリには遊び目的の男性や、「既婚者」「プロフィール詐称」「（宗教やネットワークビジネスの）勧誘」「パパ活・ママ活」、ホストやキャバ嬢の「営業」が多いというデメリットがあるからです。

マッチングアプリを中心に再婚活で成功する人は、少数派と言えるのではないでしょうか。

婚活パーティー

婚活パーティーは、マッチングアプリとは異なり、結婚を目的とした人が多く参加しています。

都心の場合は、毎週のように婚活パーティーが開催されているので、スケジュールを調整して気軽に参加できるでしょう。

婚活パーティーでは、参加者全員と話すことができます。その際は、初対面の異性と好感度の高いコミュニケーションをとることが成功のカギになります。コミュニケーションに自信のある方におすすめの方法です。

ただし、婚活パーティーという限られた時間の勝負なので、コミュニケーション能力に加え、容姿や年齢も影響が大きくなります。

年代が高いとなかなかマッチングしなかったり、参加できる婚活パーティーの数が限られたりすることが難点です。

結婚相談所

結婚相談所では、専門のカウンセラーが丁寧に結婚までのアドバイスをしてくれます。異性との交際に慣れていない方、自信を失ってしまった方や、婚活を安全・合理的に進めたい方におすすめの方法です。

結婚相談所のメリットは、なんといっても「結婚を望んでいる人しか登録していない」ことです。

そのため「本気で結婚相手を探したい」と考えている方には最適の方法といえます。

他の方法よりも費用は高くなりますが、本気で再婚を検討されている方は利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

再婚で幸せになるには、自分を大切にしてくれる相手を探すことが大事です。じっくり時間をかけて、相手の人となりを見極めるようにしましょう。

自分に合うお相手を見つけるために、結婚相談所など出会いの場を広げてみることも良い方法です。

まずは勇気を出して、幸せな再婚に向けて一歩を踏み出してみてください！